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2018.09.06 (Thu)

『約束』 (夜回り先生 水谷修) 泣きました。人前で読むのは注意です。【書評】

夜回り先生で有名な水谷修さんの関わった、夜の世界に迷い込んだ少女と、その家族の実話です。

家族だからこそ、お互いに深く傷つけたり、本気でぶつかる。

けれど、逆に不幸にも立ち向かえる、そんな物語です。

子育てに、迷いやうまくいかないことがあれば、何かヒントがある、忘れずに読み返したい一冊となりました。

約束
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水谷 修
日本評論社
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《続き》


本書で考えさせられた「家族」というテーマは、私の今の仕事である学生の就職指導でも重要です。

医療や福祉系の採用面接では、よく家族構成を聞かれることがあり、その対策として、学生の生い立ちを聞く機会が多くあります。

学生の語る内容は、ふつうの会社員の子、片親(離婚や死別など要因はさまざま)、児童養護施設にいる子、また、学生本人が子持ちやシングルマザーといったように、まさに十人十色です。

学生の現実を目の前にすると、子どもがグレることは遠い世界のことではない、何かのきっかけで、私の息子も夜の世界に迷い込むこともある、と感じます。

本書から、私自身が必ず覚えておきたい思う箇所を紹介します。


”子どもへの本当の愛情とは、いつもそばにいて、守ってあげることです。

 ギュッと抱きしめるだけで、子どもには十分通じるものなのに、君のご両親は誤解していたようです。

 ご両親は、いつも頭で君の幸せを考えていたのでしょう。

 その結果、ことばという刃で君を傷つけました。

 ご両親からの押しつけの愛情は、君にとっては、とっても迷惑なことだったと思います。”


”自分の幸せは、自分の力でつくらなくてはなりません。

 自分の人生は、自分の足で歩かなくてはなりません。”


また書中で、中学生の主人公が母と姉と一緒にお風呂に入ったり、両親と川の字で寝る場面が出てきます。

そこでは、

”誰も何もしゃべらないのに、こころが通じ合っているって、実感できた。”

とあります。


この場面を読み、「7つの習慣」の中の、

”主体的な人にとって、愛は動詞である。愛は具体的な行動である。”

という箇所が、頭に浮かんできました。

「7つの習慣」のこの部分は、これまで何度読んでも、わかりませんでした。

本書のこの場面が、「愛は動詞である。」ということなのかな。


本書を読んで、久しぶりに大泣きしました。

テーマ : 子育て - ジャンル : 育児

タグ : 夜回り先生 子育て 7つの習慣

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